2009年9月4日金曜日

国際ジャーナル|新型インフルエンザワクチン

新型インフルエンザがさらに拡がっています。
夏休み中の部活動などでインフルエンザの集団感染が発生した公立の小中高校や一部の私立校は24日夜時点で、全国で少なくとも712校に上り、2400人以上の児童・生徒や教職員に感染したか感染の疑いのあるとのことです。2学期が始まれば、さらに急速に学生たちが感染すると見られ、インフルエンザワクチンの準備が急ピッチですすめられているそうです。
官房長官の話によると、「ワクチンが国の備蓄分で間に合わないのであれば、輸入して対応する。今年度予算の予備費は取ってある」とのことですが、輸入時期や量については今後話しあわれるそうです。
年内に国内に供給できるワクチンは最大でも1700万人分にとどまる見込みで、政府が予定する5300万人分を満たすために、足りない分は輸入に頼ることになりそうです。
ワクチンは、とくに妊婦や乳幼児、持病を持つ人にとっては不可欠なものです。一刻も早い対応が望まれます。


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