先日、ある新聞に「昼間にウトウト」というタイトルの記事が載っていました。以前、雑誌「国際ジャーナル」でもひょっとしたら似たような記事が紹介されていたかもしれません。
新聞の記事に載っていたのは、中学、高校生の3人に1人は昼間に強い眠気を感じていることが厚生労働省研究班の初の全国調査でわかったというものだったのです。対象になったのは約87000人とのことでした。
昼間の眠気は国際的な尺度を使って評価されたのだそうで、「座って人と話したり、本を読んだりしているとウトウトする」など、昼間に強い眠気を感じる生徒が全体の33パーセントだったそうです。男子は28パーセント、女子は38パーセントで女子の方が眠気の比較が高かったそうです。研究班のある教授は、「強い眠気を感じている生徒は予想以上に多かった。どういう条件だと昼間に眠気を生じやすいのかを明らかにし、健康教育などに生かしたい」と話しているそうです。
また、昼間の眠気は学習効率を下げたり、健康に悪影響を与えたりすることが知られているようで、健康教育が重要になるそうです。
私も学生時代、昼間に眠気と闘っていたのを思い出しました。お昼休みに昼食をとった後の授業はとても辛かったことを記憶しています。また、午前中の11時すぎになると先生の話を聞いているとだんだんと眠くなってくるのです。まるで、催眠術にかけられているような感じでした。高校の頃は毎日のように夜中の2時くらいまで平気で起きており、休みの日は昼過ぎまで寝ていました。そういったバランスの悪い生活を送っていたために、いざ学校へ行くと体がその悪いバランスを覚えてしまっているのでしょうか、眠気が襲ってきていました。
今の学生はどのような生活を送っているのか私には分らないのですが、生活のバランスを考えてみるというのもいいかもしれませんね。
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