2009年8月29日土曜日

国際ジャーナル|勉強事情

私の子供は今、幼稚園に通っています。私の子供が通っている幼稚園では「遊び」を中心とした保育を行っています。「遊び」から集団生活のルール、体を鍛える、決まりごとを守る・・・などを学ばせてもらえます。私が思っている方針とぴったりなので、とてもありがたいと思っています。
子供は年少なのですが、23人1クラスです。時間もかなり経ったので、クラスのお母さん達とも仲良くさせて頂いています。色々話を聞いていると子供を「幼児教室」のようなところに通わせているお母さんが意外と多かったのです。うちは、習い事は何1つさせていないのですが・・・。話を聞いていると「昨日行ったら引き算を教えてもらったよ。でも、足し算より難しいみたいでなかなか理解できないみたい」ということがさらっと出てきたのです。私はとてもびっくりしました。「えっ。もう足し算に引き算・・・」と思ったのです。
そこで話題に出てきたのが、小学校中学校で行われた「全国学力テスト」の話でした。「やっぱり、うちの子にはいい成績でいてほしいから」「全国学力テストで自分の子が上位にいたら、すごく嬉しい」というお母さんの考えを聞きました。そのためには、今から勉強をさせないといけない・・・とのことでした。
先日、「全国学力テスト」の成績結果が出たようです。大阪では小学生は順位が上がったようなのですが、中学生は順位が下がったようです。橋下知事は、小学生に対して「短期間でよく結果を出してくれた」との評価を示したそうですが、中学生に対しては「誰の責任なのか原因を徹底的に追求する」と厳しい意見も出しました。
やはり、勉強は「結果重視」なのだ・・・と思いました。勉強すらしなかった生徒は問題外だと思いますが、頑張って勉強している生徒に対して、頑張っている「過程」はどう見ているのでしょうか。考えは人それぞれだと思いますが、私の場合は「結果」を出すまでの「過程」も誉めてあげるべきだ・・・と考えています。努力していれば・・・の話ですが・・・。ただ社会人になったときには「過程」などは通用せず、「結果」が全てなのです。せめて、義務教育の間くらいは「過程」も理解してあげてほしいと私は思っています。

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