2009年8月17日月曜日

国際ジャーナル|子供のための玩具

先日、ある新聞記事に「遊んで学ぶ経済」という記事が載っていました。
子供が遊びながら、お金や経済の仕組みを学べる玩具が人気を集めているのだそうです。「子供の年齢にあわせて選べば、我が子への金銭教育の教材としても期待できそうだ」とのことです。
4歳から遊べるゲームがあり、内容はお小遣いをやりくりしながら買い物を楽しむ「お買い物ゲーム」がセットになっているんだそうです。ゲームの基本はすごろくと同じだそうで、サイコロを振って出た目のコマを進めて、止まったマスに描いてあるカードをめくるんだそうです。
カードは3種類あるそうです。「ニーズカード」というものは、カードに描かれている文房具や日用品を買わなければならないというルールがあるようです。「ウォンツカード」というものは、おもちゃやお菓子など、必ず必要でないものが描かれてあって、限られたお小遣いの中で買うかどうかを自分で決めるんだそうです。遊びながら、必要なものと欲しいものとの違いやお金の使い方が自然と身につくんだそうです。
また、年齢が上になると流通や経済のしくみが理解できるゲームがあるんだそうです。これは、プレーヤーがレストランのオーナーになって売り上げを競うゲームなんだそうです。これもすごろくと同じだそうですが、すごろくを進めながら必要な食材を買います。食材の価格は、引いたカードの内容で変動するんだそうです。おもしろいことに、鳥インフルエンザの発生で卵の価格が下がったり、大型台風の影響でお米の価格が上がったりするんだそうですよ。このゲームは、状況を的確にとらえていかに安く食材を買うか・・・の判断力が必要になるんだそうです。
あるメーカーの担当者の方の話によると、お金についての正しい知識は子供の頃から身につけることが重要なんだそうです。確かにそうですよね・・・。お金の大切さ、重要さ、使い方を身につけていれば将来、自分にとってプラスになるのではないでしょうか。汚い言い方かもしれませんが、世の中「お金」で動いてますから・・・。
私が勝手に思っているのですが、実際にそのようなゲームで遊ばせてすぐに理解するのは本当に難しいでしょう。時間がとてもかかるかもしれません。でも、子供のためになるのであれば親も購入を考えてしまいませんか?我が子が将来、社会に出たときに役立つように・・・そんな願いを込めながら・・・。そういった理由から、今回のこの「遊んで学ぶ経済」を目的とした商品に人気が出ているのでしょう。
ただ単に「遊ぶ」のではなくて、遊びの中から学べるというのは子供にも受け入れやすいのではないでしょうか。
いくつかのメーカーが「遊んで学ぶ経済」を目的とした商品を発売されているようなんですが、私個人的な意見として「お値段が高い・・・」と、残念な気持ちになってしまいました・・・。



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