2009年8月25日火曜日

国際ジャーナル|花火

夏の風物詩の1つにあげられるのは「花火」ですよね。
地域によっては大きな花火大会が開催されたり、家では子供と一緒に花火を楽しんだり夏という季節にふさわしいものだと私は思います。
ところが先日のテレビ番組で、ある地域で「花火禁止条例」を決めざるを得ない・・・というような事が取り上げられていました。
それは、多くの市民からの苦情で「夜中の花火がうるさくて眠れない」という声が出たそうです。夜中に、広場や公園で打ち上げ花火を楽しんでいる若者がいるんだそうです。連続して打ち上げるものですから、音はうるさいし臭いも相当なものだそうです。
広場や公園には、場所によっては「花火禁止」という看板を立てているところもあるようです。が、そんな看板はおかまいなしです。「キャーキャー」と騒ぎながら、花火を楽しむ若者があとを絶たないようです。そして残念なことは、楽しんだ花火のゴミをそのままにしてある・・・ということなんだそうです。
確かに私の家の近所にある大きな公園でも夜中になると、ロケット花火が連発する音が毎日のように聞こえます。「ああ、またか」と私は思うのですが、広場や公園のそばに住んでいる方によっては「眠れない」という悩みをもっていらっしゃるのでしょう。それに、家の近所の公園でも花火のゴミがあちらこちらに落ちているんです。花火をしながら飲んだり食べたりしたものまでほったらかし・・・。せっかくの公園が、とても見苦しい状況になっています。「こんなところでは、子供は遊ばせられない」と思ってしまうほどです。
「困っている」という苦情が出てしまうと、せっかくの花火を楽しむ場所がなくなってしまいます。私の子供の頃は、近所の人たちが大勢集まって花火を楽しんだものです。家の前だったり、近くの広場だったり・・・。それは、今でもいい思い出として残っています。今では、花火を家族で楽しみたくても場所がない・・・という状態の地域もあるでしょう。
友達同士で楽しみたいのはわかるのですが、近隣の住民に迷惑がかからないような楽しみ方をしてもらいたいものです。


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