2009年8月14日金曜日

国際ジャーナル|半径5メートルの経済

4月から6月期の凍結決算発表が山場を迎え、経常利益の総額が黒字に転換する見通しだそうです。コスト削減などの効果で黒字転換、赤字縮小した企業が増えたためです。報道ニッポンなどで紹介されている企業では早くからコスト削減に着手してきたようですが、にわかのリストラ、コスト見直しだけでは黒字どころか赤字削減も難しい状況でしょう。一部の企業業績から見ると、底打ち感が出てきているかもしれませんが、失業率の上昇と消費の低迷はまだまだ深刻だと思います。確かに「底打ち感」は出てきているのかなと思うときもありますが、私たちの生活に反映され始めているとはなかなか実感できないですね。衣食住で言うと、衣=どうしても必要なもの以外は買わないようにする、食=できるだけ安く食材を買って外食は控える、住=買い控え、ローンの見直し・・・これでは個人消費が伸びるわけないですよねえ・・。そもそも衣食住が成り立たない家もありますし。でも一方で「え?何でそんなに金があるの?」という家もあって、この不景気でフランスに栄転するとか、小学校受験のために塾やら習い事やらに惜しみなく金を注ぎ込んでるママとか。所得格差は確実に広がっていますねえ。。景気底打ちのニュースを見聞きするより、周りの生活ぶりをぐるっと見渡す方が、景気や経済状況を理解しやすい。まあ 経済アナリストの先生方は先の経済も見越しているわけですが。日々なんとか生活している人間には、半年先がせいぜいといったところです。コスト削減の標的になった人たち、これから社会に出ようとする若い人たちをどれだけ雇用できるか、消費を引き上げることができるか、がこれからの課題なのかなと、台所を預かる主婦は思ってしまいます。


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