2009年8月23日日曜日

国際ジャーナル|そろばん

先日、あるテレビ番組の特集で「そろばん甲子園」が毎年開催されていることが取りあげられていました。今年で55回目だそうです。ところが、「少子化」が進み、そろばんを習う子供が減少してきているとの理由で今年の55回目で幕を閉じることになったようです。主催側としては、歴史あるこの「そろばん甲子園」を55回目で終わらせるのは非常にもったいないので、今後について考えていきたい・・・とインタビューに答えていました。
私の家の近所には、たくさんの小学生がいます。ですが、「そろばん」を習っている子供がいないのです。「ピアノ」「塾」「空手」「スイミング」「体操教室」などの言葉はよく聞くのですが、「そろばんを習っている」という声は聞かないんです。もちろん、地域によってはそろばんを習う子供が多いという地域もあるでしょう。
私が子供の頃はそろばんを習っている子が多く、1つのそろばん塾に同じクラスの子が固まって習っていたのを記憶しています。確か、週に2~3回ほど通っていた子が多かったように思います。むしろ、「そろばん」を習っていた子のほうが多かったんです。
今は、何か計算をする際には電卓を使い、ちょっとした計算は携帯電話についている電卓を使い・・・こんな世の中になっているように私は思います。便利な世の中になりましたよね。でも、そろばんを使って意計算をするのも味があると思いませんか?
私自身3級まではもっているんですが、そろばんをはじく「パチパチ」という音が好きです。ただ、今そろばんを使って計算ができるか・・・といえば正直できません。そして、私の家には残念ながらそろばんがありません。
かなり昔から「そろばん」は使われていたと思うのですが、「そろばん」人口が減る・・・というのはちょっと寂しい気がします。


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