2009年8月19日水曜日

国際ジャーナル|台風による被害で・・・

先日、兵庫県で台風による災害がおこりました。テレビや新聞で被害被害状況を見ると、本当に大変な状態になっています。まだ復旧していない地域があるようで、相当な時間がかかりそうですね。
兵庫県のある町の被害の大きかった地区で、1270世帯を対象に健康調査を行ったそうです。高齢者ら102人が不眠や倦怠感などの体調不良を訴えたそうですね。生活再建が遅れると、さらに体調不良を訴える可能性がある・・・とのことで、今後、健康管理のアドバイスを行うんだそうです。
保健士さんが1270世帯を訪問して、色々な声を聞き取ったそうです。「発熱や下痢など感染症の症状」「高血圧や糖尿病の慢性疾患の状況」「精神的な不安」などだそうです。また、「寝つけない」「食欲がなく体がだるい」「持病の薬がない」などの声もあるようです。持病を持っている方は、本来であればいつ病院に行く・・・と予定をたてておられたでしょう。そうでない方も、予定をたてられて楽しみにしていた行事があったかもしれません。
自然の力で災害に遭うと、被害に遭った方もストレスがたまり、体調もすぐれない状態が続き、気分的にも落ち込んでしまうのではないでしょうか。
復旧作業においては、人手が足りないようで、ボランティアの協力を呼びかけているんだそうです。先日のニュース番組では、他の市から学生さん何人かで復旧作業の協力をしている姿が報道されていました。それは、必死に泥水をすくっている姿でした。
そして、仮設住宅は約30件ほどの準備されるようですが、入居希望者は約60名くらいいらっしゃるようです。この数字は、テレビであるニュース番組が報道していました。もし、私の勘違いで数字が誤まっているようであれば申し訳ありません。
仮設住宅の入居希望者の数字を見て、豪雨によって家が流されてしまった方、また今後住めない状況になったしまった方が少ないわけではないと思いました。それなのに、どうして約30件ほどしか用意できないのでしょうか・・・。
また、家屋の被害調査もされたようで、床上浸水が727棟、そして床下浸水が572棟という結果が出たようです。この数値、国はどう思うのでしょうか。私は正直、「こんなにも被害が・・・」とびっくりしています。
何とか、少しでも早く復旧できるように国は早急な対応をしていただきたいものです。


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